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10000HIT記念!!!!


よっぴーセンチメンタル
元ネタ:つよきす






「対馬く〜ん。」

今日も元気いっぱいのよっぴーが俺を呼んでいた。

「よっぴー、どうしたの?」
「対馬君まで、よっぴー言わないでよ。」
「あー、悪かったな。」

俺は、悪びれる事もなく言った。

「今から帰り?」
「そうだけど」
「じゃあ、一緒に帰ろうよ。」
「いいよ。」

という事で、一緒に帰る事になった俺とよっぴー。
時々、一緒に帰る事があったし、生徒会やクラスでもよく話しているので、
あんまり緊張する事はない。
ちなみに、今日は世間話し。
段ボールとか、段ボールとか、段ボールとか。
段ボールは嘘だったらしいけどね。

とまぁ、いつもよりは盛り上がった。
んで、いつの間にか別れ道に差し掛かっていた。

「じゃあね、ヨッピーいや佐藤さん。」
「カタカナになると、マニオファミリーの恐竜みたいだよ。」
「本当だ。じゃあねー。」
「あっ、対馬君、ちょっと待って!」
「ん?どうしたの佐藤さん。」
「家に来ない?」
「佐藤さんの家に?」
「そうだよ。」

前から、よっぴーが一人暮しで寂しいって事は知っていた。
では、何故に今日?
確かにまだ4時前だしさ。
時間のゆとりはありそうだけど。

「今?」
「うん、駄目かな。」

来てっていう事は、俺を誘っているのか?
多分、それは思い込みだろうけどさ、行きたいな。
女の子の家って行った事ないしさ。
蟹は除くよ。

「いいよってかむしろ行きたい。」
「ほんとに?」

よっぴーは満面の笑みを浮かべた。

別れ道から歩く事、3分。
よっぴーの住んでいる家に着いた。

「今、開けるね。」

ガチャっと開けるとそこは、いかにも女の子の部屋だった。
ただ気になるのは、南国風的な部屋の造り。
そういえば、寒いのが苦手なんだっけ。

「今、お茶出すね。」

そう言ったよっぴーの顔には、笑顔が溢れていた。
お茶は冷たいやつだった。
ペットボトルに入ってる普通の。
流石に夏に熱いお茶はないか。

「はい。」

俺の目の前に、可愛いグラスが置かれた。
どうやら、趣味は悪くないようで、グラスはそこまでいやらしい可愛さじゃな
く、女の子らしい自然な可愛さだった。
俺は、若干喉が渇いていたので、お茶を一気に飲み干した。
よっぴーに、もっと、いる?と聞かれたが、長居するのも悪そうなので断った。

「もう帰るの?」

俺が帰ろうとすると、よっぴーはすごく悲しい顔をした。
本当は、もうちょっとだけいたかった。
下心が全くないというわけではなかったからだ。
出来れば、よっぴーの可愛い唇に触れたい…
豊満な胸を触りたい…
頭の片隅でそればかりがずっと繰り返されていた。
帰るというのは、気を使うというより、欲望を抑えるための手段だったような
気がする。

「ああ…あんまり長く居るわけにもいかないだろう。」
「私は…私は、大丈夫だよ…」

急に、よっぴーの事が健気に見えた。
それと同時に、妙な愛着感が芽生えた。

「少しだけ…な。」

俺がそう言うと、よっぴーの顔に再び笑顔が戻った。
それから、5分いや10分か?
ずっとクラスの話をしていた。
フカヒレやカニの話、スバルの話…憧れの姫の話。

「対馬君も、姫の事が好きなの?」
「うーーん、…憧れかな?好きっていう感情とは少し違うよ。」
「よかったー。」

よっぴーは、安堵の表情を浮かべた。
何でだろう?
やっぱり、姫の親友だから…
それとも、俺の事が好きなんだろうか?
そう思うと、何だかもっとよっぴーの事が知りたくなってくる。

「よっぴーは、好きな人…いないの?」

俺、ちょっと頑張ったねぇー。

「いるよ。」

よっぴーはけろっとした顔で言った。
俺、敗れたりぃー。
ちょっと残念そうな顔をしながら、さらに追求した。

「誰?」
「えっ、えーーーー…こ、告白しなきゃいけないの?」

告白?
それって、好きな人を告白するって意味だよな…。
実は、俺の事が好きで、告白になっちゃうって事…んなわけないか?

「つ…対馬君。」
「お、俺っ?」

そう言って、俺の唇を奪ったよっぴー。
顔を赤らめ、すごく可愛かった。
よっぴーとのキスは甘い…もっと溺れたい…

キスが終わると、俺はよっぴーの胸を触った。
俺が強く握ると、よっぴーの胸は変幻自在に形を変えた。
そして、よっぴーを裸にして…

今日は、家に帰れそうにない。







あとがき
10000HITです!!!!
ついに来たかって感じですね。
この作品は、つよきすのレオとよっぴー主演です。
俺のつよきすへの思いは強い!!!
次回は、30000HITです。
没ネタ



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