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1000HIT記念!!!!


1000HIT記念!!!!!
レオ×なごみ
〜〜俺と椰子と…






「先輩。何で私の事、そんなに構うんですか?」
「好きだからだよ。」

俺は、恥ずかしい言葉をさらりと言ってのけた。
でも、椰子は顔色一つ変えない。

「恥ずかしくないんですか?」
「…恥ずかしい…でも、恥ずかしさを躊躇っては、思いを伝えることが出来ない…
 だから、俺は戸惑いを捨てたんだ…。」
「ぷっ。…柄にもないこと言わないで下さいよ。」

椰子は、笑った。
だが、俺は笑えなかった。
本気で言ったから…。
ノリで言ったわけじゃないから…。
どうやら、その緊迫感が椰子にも伝わったらしく、笑うのを止めた。

「先輩、…本気、なんですか?」
「ああ。」
「そうですか。」

椰子が、「そうですか。」といった後、爽やかな風が吹きぬけた。
色でいえば青だろうと思う。

その後、暫しの沈黙が訪れた。
その沈黙を破ったのは椰子だった。

「いいですよ。」

さっきの返事…。
肯定の…。
全てが嘘みたいにさらっとしていた。

「そう…か。」

未だに、よく分かっていない。
だから、素直に喜べなかった。

「喜ばないんですか?」
「まだ、信じられないんだ…。」
「じゃあ、信じさせてあげますよ。」

椰子に、突発的に唇を奪われた。
女独特の甘酸っぱい香りが、胸いっぱいに広がる。
ドキドキが止まらない…。
初キスは、レモン味だと言われているが、そんな感じではなかった。
もっと、甘美なものだった。
柔らかくて…いい匂いがして…。
でも、そこでキスは途絶えた。

「信じてくれましたか?」
「いいや…さらに混乱した気がする…。」
「そうですか…じゃあ、もう一度ですね。」

さっきと同様、椰子に唇を奪われた。
再び、女独特の甘酸っぱい香りが、胸いっぱいに広がる。
でも、さっきよりドキドキは少なくなった…。
(舌…入れちゃえ…)
心の奥…そんな小さな囁きが、頭の中を支配しようとしていた。
そして、俺はその囁きに打ち勝てず、舌を入れた…。
椰子は、一瞬戸惑ったが、すぐに受け入れた。
ネチョネチョと唇間で音がする。
唾液が二人の間を行き来しているからだ。
椰子の唾液は甘かった。
砂糖の甘さじゃなくて、甘美ってほうだと思う。
このキスは舌が痺れるまで続けた。

「もう…、信じてくれましたか?」
「ああ。…じゃあ、このまま…するか??」
「それは、遠慮しときます。」

そう言った後、椰子はこっちを向いて舌を出した。
その時の椰子の表情は、まるで小悪魔だった。
少しCoolで、それでいてSweetで。
これからもずっと椰子といたいと思った。



あとがき

1000HIT、とりあえずおめでと〜〜!!!
つよきす第二段。レオ×なごみです。
これって、R指定になるんでしょうか?
一応全年齢にしてるんですけど…
R12、R15にした方がいいと思う人はメールください。
よろしくお願いします。



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