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      つよきす〜レオ×カニ〜
      2次創作小説
      Title:「キッス」
 
      カニは、今日も窓からやってきた。。

      「お〜〜い、レオ。」
      「あ!?」

      あえて、不機嫌そうに言う。。

      「何だよ…。。折角、ナイスバディの美人が来たっていうのにさ。。」
      「えっ!?何処だ??何処にいるんだ??」

      わざとらしく、キョロキョロする俺。。
      やっぱり素直にはなれないな。。

      ジャスティス近衛「名前ネタNG」

      「もういい。帰る。。」

      そう言ってカニは、窓から帰ろうとする。。
      まぁ、そこでようやく謝る素振りをするわけだ。。

      「ナイスバディさん。冗談だよ。。悪かったです。。」
      「おー、おー、反省してんのか?」

      俺を疑う様に、細い目で見てくる。。
      それに俺は、しっかり見返す。
      そして、言うのさ。

      「あ〜〜反省していますよ。」

      とな。

      「では、今回は対馬レオさんが、完璧に悪かったと認めますか?」
      「認めま〜〜す。」
      「ということで、罰を与える!!」

      わざとらしく、カニが言う。

      「学食奢れってか??高いのはダメだぞ。。」
      「ちげ〜〜よ、馬鹿。ボクは、バスト100、ウエスト58、ヒップ97になる予定の女だぞ。
       そんな、食欲旺盛の馬鹿と一緒にするんじゃねぇ。。」
      「はい、はい、悪かったです…。。」

      俺は、カニを少し馬鹿にした。
      そんで、カニは結構怒った??

      「あ〜〜むかつく、おい、レオ!目ぇ瞑れやぁ!!」

      まぁ、少し?俺にも悪い事をしたという自覚があったので、素直に殴られる事にした。
      なんって俺っていい奴なんだ??

      ジャスティス近衛「だ〜か、ら〜〜、名前ネタNG!!」

      「わぁったよ…」

      俺は、言われるがままに目を瞑ってやった。
      すると突然、唇に柔らかい感触が…。。
      状況把握の出来ていない俺…。。。
      普段、あまり勉強しない俺…。。。
      こういう時に頭を使わなかったら、いつ使うんだ??
      えーーーと生理…じゃあなくて整理…。。

      カニが来た
      ↓
      カニを怒らせた
      ↓
      カニが目を瞑れと命令した
      ↓
      唇に柔らかい感触が…

      う〜〜〜〜〜ん。。
      蝿が止まったのか??
      でも、俺の部屋には、蝿なんて来ない筈だし…
      …………………
      考える事、約60秒…

      ピカーーーーン

      キスだ…。

      「おーーい、レオ??どーーした??」

      現実世界では、カニが俺を呼んでいた。

      「ああ、カニ…お、お前…なんで俺にキスしたんだ。。」
      「べ、別に意味なんてねぇよ。これから、好きな人が出来た時の為の練習。こんなん、レオ位でしか出来ないっしょ?
       …だ、だからって勘違いして、意識なんてすんなよな。これは、ノーカンだぞ、ノーカン。とっとと忘れろよな。」

      それを一気に言い放つと、カニはもう俺にキスをする前の状態に戻っていた。
      俺だけ、若干置いてきぼり感がある。。

      「ボク、もう戻るわ。。」

      カニは戻ろうと窓に向っていく…。。
      まだ、俺の心臓のドキドキは止まらない。。
      カニはドキドキしてないんだろうか?
      本当に、好きな人の為の練習だったのだろうか?
      そんな思いが頭の中で、螺旋状にグルグル回っている。。

      「ま、待てよ…」
      「何だよ、レオ。」

      俺は、そう言ってカニの腕を掴んだ。

      「お前は、キスの事、何とも思ってないのか?」
      「…その事は、もう忘れろよ。。」

      カニは、平然と言い放った。。

      「忘れたんだから、誰にも言うなよ。。」
      「だ、誰にも言うかよ…。でも、忘れられねぇよ。カニにとってはノーカンかもしれないけど、
       俺にとってはカウントされちまったんだよ。ば〜か。」
      「だから、もう忘れろよ。。」
      「忘れるかよ、俺のファーストキスだぞ。。」
      「ボクもはじめてだよ、…でもこれは、ノーカン。…うっぷ…。」

      俺は、そう言ったカニの唇を塞いだ。

      「これも、ノーカンか?」
      「は!?何してんだよ??」

      微妙に会話が成立していない。

      「したかったから、したんだよ。」
      「は!?じゃあ、レオはしたくなったからっていって、道を歩いている女子高生を犯すのか?」
      「しねぇ〜〜〜よ。」
      「お前、ちょっと矛盾してんだろ…それと普通、チュウとかする前に、何か言うだろう。。」

      「何か。」

      俺はそう言って、またキスをする。
      さっきより優しく…。

      「お前はアホか??」
      「冗談だよ。」
      「おい、この状況下で冗談を言うのか??」
      「冗談。」
      「あーーーもーーー本当、帰るよ!!」
      「悪い。あ…でも、帰る前に聞け。…お前とキスしたのは、冗談とかじゃなくて本気。…まぢで、好きなんだよ。」
      「ぢじゃなくて、じでしょう。」
      「(馬鹿なくせに)こんな状況下で、そんな律儀なツッコミすんな。」
      「あ〜そうだったなぁ〜〜。。(そんな、頭のいいキャラじゃあないな)」
      「んで、結論は?」
      「もう、聞くのか??」

      カニは、驚いた声で言った。

      「気が早ぇ〜〜な。でも、ま、ボクも気が広いから、レオの勘違いに付き合ってやるぜ。」
      「じゃあ、OKってことだな。。」
      「何か、改めてOKって言うと、ちょっと恥ずかしいんでスルーします。」
      「そっか…じゃあ、キスしていいんだな??」

      カニは、何も言わず首を縦に振った。
      そして、優しくカニの唇に俺の唇を重ねた。
      その唇は柔らかくて、微かに女の甘い匂いがした。
      俺は、その甘い匂いをずっと嗅いでいたと思った。



      10年後。。

      カニと俺は、マダム(カニの母)に後押しされ、結婚した。
      今では、カニをきぬと呼んでいる。
      んで、今きぬは妊娠8ヶ月。
      2人目誕生だ。
      さすがに、この時期(性活を)営めないが、LOVELOVEだから安心。
      毎日キス。。これは常識です。。
      バカップルならぬ、バカニとレオです。
      でも、まぁ、幸せなんで、OKじゃないっすか??

      テレビつけっと…スバルが…
      じゃあなくて、椰子がプロの料理人として頑張っています…。

      ちなみに祈先生は、未だに先生を続けています。
      (未だに、遅刻常習犯)
      スバルは、この前長距離で銅メダルを取りました。
      んで、家でパーティを。
      乙女さんと、佐藤さんと、姫はキリヤコーポレーションで奮闘中。

      あ、忘れてた…フカヒレは、ギターでライブをしています。
      結構、売れてるらしい。


      あとがき

      つよきすの蟹沢きぬEND参考にして作成。。
      でも、本編とほとんど同じ展開では面白くないので、少し変えてみました。。
      どうでしたか??
      あまり面白くなかったら、すいません。。
      個人的に、つよきすは最高の作品であると思っているので、是非アニメを見てやってください。。


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