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7777HIT記念!!!!


涼宮遥の憂鬱







皆さんは、涼宮ハルヒの憂鬱というアニメをご存知だろうか?
知っている人なら、このタイトルを見たときにあっと思っただろう…。
知らなかった人は、この小説を読んだ後、即座に涼宮ハルヒの憂鬱…
そして、君が望む永遠を見て欲しいと思う。
とは言っても、涼宮ハルヒの憂鬱に出てくるキャラは一切登場しないので、悪しからず。


ベッドの上…私は、今日も一人寂しく夜を過ごしていた…。

「孝之く〜〜ん。」

大好きな人の名前を呼びながら…。

「はぁ〜〜。」

今日も逢えないのかと思うと溜め息が出る。
私が目覚めて早1週間…。
まだ、孝之君はお見舞いに来てくれなていなかった。

細くなってしまった身体、長い髪の毛からは、時の流れを感じた。

「あ〜〜、月、綺麗だな…。」

今のこの月を、孝之君も何処か遠くで見ているのだろうか?
分からない、でもそう思うと希望が湧いてくる。

トゥルルルル トゥルルルル

携帯電話が鳴る。
私が高校生だったときの携帯は、写真なんて撮れなかったはずだ…。
でも、今はこんなに小さくなって…。

「もしもし…あっ、お姉ちゃん?」
「うん??どうしたの茜…。」
「今日、お見舞いに行けなくてごめんね。」
「うんうん…いいよ。」

今日は、毎日来てくれていた茜が来なかった…。
よく考えてみるとそうだった…。

「実は今日ね…、水泳の大会があったんだ。」
「へぇ〜〜、それでどうだったの?」
「なんと、全国大会出場が決定したんだ!!」

茜は、自信に満ち溢れた声で言った。
茜から、関東大会に出場するって聞いてたけど…、そんなにすごかったなんて…
速瀬さん以上になれるかもしれない。
旧友人の速瀬さんは今、オリンピックの水泳に出場している。
多分、茜は、速瀬さんのことを慕っていると思うし、尊敬していると思う。
…って、あれ??なんで、私達って旧友人になったんだろう…。

「それはおめでとう…茜。」
「お姉ちゃん…もちょっとは喜んでよ。…嘘でもいいからさぁ〜〜」
「茜…やったーーー!!」
「やっぱり、いいわ…。…ま、お姉ちゃんも元気そうだからよかった…。」
「うん…孝之君がいないのは寂しいけど、元気だよ。」
「あれ?ま〜〜たお兄ちゃん??ちちくりあうのかなぁ??」
「もう!ふざけないで!!」
「んまあ、とりあえずお姉ちゃんの声聞けて安心した…切るね。」
「うん…。」

ツーツーツー

そこで、電話は切れた…。

何か、疲れたなぁ〜〜。
今日は、憂鬱だった。
まっ、でもいいのかな…。
私は、目を閉じた。


あとがき

7777HIT記念!!!
10000HITまで、残すところあと2333HIT!
あと、少しだな…。
あ〜〜、きみのぞの小説です。
涼宮ハルヒはギャグのみで使用しました。
よく考えると、この小説オチがない…。




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