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きまぐれツンデレロード

元ネタ:きまぐれオレ○ジロード

オレ、春日恭介。
今日は、ひかるちゃんと、鮎川とで泊りがけでスキー場に来ています。
まぁ、オレは当然滑れないわけで…

「せんぱーい。。スキー教えてくださいね。。」
「ちょっと、オレはスキーが苦手で…」
「運動神経抜群の先輩にも、苦手な事ってあったんですねぇ。。じゃあ、あたしが教えますよ。。」
「あ、鮎川…。。」
「どーぞ、、二人で滑ってきたら…。。」

どーも、鮎川は機嫌が悪いようです。。
という事で、、今、リフトに乗ろうとしています。。

「先輩、、今日はいっぱい、いーっぱい滑りましょうね。。」
「うん、そうだね。。」
「先輩はスキーってやった事あるんですか?」
「あんまり無いんだよ。。小さい頃一、二度来た位で…」
「そうなんですか。。大丈夫ですよ、きっと上手く滑れるようになりますよ。。」

そんな他愛も無いことを話していると、あっという間に、頂上に着きました。。

「えっと、じゃあ、取り敢えず滑ってみてください。。どこがいけないのかを言いますから。。」

(え?いきなり??…ちょっと、怖いな…ま、いざとなったら、超能力で…)

シュー、シュー……
倒れそうになったところで、ゆっくりと超能力で身体を起こして止めました。。

「なんだ、先輩結構滑れるじゃないですか?」
「(まさか、超能力を使ってるとは言えないし…)そうでもないよ。」
「もう少しスピードを上げられたら、言う事なしですよ。。」
「そうかなぁ?」
「そうですよ、、スピード上げるときは、身体をこうして…」

身体を密着させて教えてくれるのは、嬉しいけど…胸が…

「どうしました?先輩??」
「いや…何でもないよ。。」
「あーーして、こーーして、こうすればいいんですよ。。」
「うん、ちょっとやってみるよ…」

(何か、いきなり難しそう…)

シュー、シュー…
超能力で、さっきより速く滑りました。。
が、ひかるちゃんの「先輩、頑張ってーー」で、振り向いてしまい、、見ず知らずの人とぶつかってしまいました。。

「大丈夫ですか?」
「はぁ??大丈夫なわけないじゃない。。頭おかしいんじゃないの??」

数秒後__。
ひかるちゃんが降りてきました。。

「先輩、大丈夫ですか??」
「オレは、大丈夫だけど…」
「あの〜〜」
「私は、春風瑞由。。あんたは??」
「あたしは、ひかる、檜山ひかる。。こちらは、ダーリンの春日恭介先輩。。」
「ひかると恭介ね。。私の事は、瑞由でいいわよ。。」
「それより、瑞由さんって高校生ですか??」
「そうよ。。ひかるちゃんは??」
「えーと、私はまだ中学3年生です。。ダーリンは高校2年生です。。」
「えーと、それより大丈夫ですか??」
「大丈夫じゃないわね。。脚が痛いんですけど??」

よく見ると、瑞由の脚が腫れていました。。

「まず、ここじゃあどうしようもないから、山小屋の方に戻ろうよ。。」
「そうですね。。瑞由さんは、リフトに乗れますか??」
「それ位は、大丈夫そうね。。」

瑞由は、突然あっっと驚いた顔をした。。

「そういえば、、まだ恭介から謝罪の言葉を貰ってないわ。。」
「え〜〜〜、あ〜〜〜、、す、すいません。。」
「そんなんじゃ、許さないわね。。」
「じゃあ、どうすれば、、ひかるちゃんも恭介も目を瞑って…」

CHU!!

「じゃあねぇ〜〜〜。。」


「…………」
「あれ!?脚は痛くなかったんですかねぇ〜〜。それより、何をされたんですか??」
「…………」
「先輩??おーーーい、先輩ーー!!」


3日後、
「じゃあ、帰りましょ。。先輩。。」
「春日君。。何ぼけっとしてるの??置いて行くわよ。。」
「え??ちょっと待ってよ!!」

「先輩、楽しかったですね。。それから、又瑞由さんに会いたいですね。。」
「あはは、そうだね。。」
ジロリ…(鮎川)

というわけで、またも鮎川とは進展がなく、むしろ瑞由のせいで距離が開いてしまったと感じてしまうわけで…
あーオレのファーストキスがぁぁぁぁーーー。。
でも、瑞由はポニーテールの可愛い女の子でした。。


あとがき
きまぐれツンデレロード…
結構、有名な作品が元になっているので、知っている方も多いでしょう。



【小説の部屋に戻りたいわけで…】