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5000HIT記念!!!!


ちょびっツ
ちぃ×秀樹
〜〜初めての御買物







「ちぃ、下着を買って来るんだぞ!」
「ちぃ??」

今日はちぃにとって、初めてのお買い物。
買うものは、下着。
下着の色とかは全部店員さんに聞きなさいといった。
ここ最近、ちぃは目まぐるしい勢いで成長していた。
とは言っても、まだ精神年齢的に幼い。心配は結構する。
でも、心配ばかりでは、ちぃ自身が成長しない。
だから、温かく見守ってやることも大切だと思う。

「ちぃ?じゃない。分かった、だぞ。」
「分かった。下着…下着…。」
「下着っていう言葉は、お店の人の前で言うんだぞ。」
「秀樹、分かった。大丈夫。」
「そうか、じゃあ、いってらっしゃい。」
「行って来ます。」

ちぃはぎこちない口調で、挨拶をして出て行った。





「ちぃ、ちぃ、ちちぃ…。」

見守ることは、大切だ…と言っておきながら、結局俺はちぃの後をつけていた。
今のところ、ちぃには何の問題もない。
何か、変な歌を歌ってはいるが…。

「ちぃ、ちぃ、ちちぃ…。」

歩くこと10分。
ようやく、ちぃは下着屋についた。

「ちぃ?下着屋…此処??」

ちぃは、ぶつぶつ呟きながら店内に入っていった。
俺も店内に入るか悩んだが、通行人から白い目をされていることに気が付き、
渋々やめたのだった。

「あの〜〜、先輩??」

何やら、後ろから声が聞こえてきた。
この声、この呼び方は…由美ちゃんだ。

「ゆ、由美ちゃん?」

振り向くと、そこには私服の可愛らしい由美ちゃんがいた。
…若干、露出度が高めな感じが…。
谷間…谷間が見える…。
って、俺は変態か?

「ん?E−cupですよ…。」

顔色一つ変えずに言った由美ちゃんに対し、俺は顔を真赤にして視線を変えた。

「どうしたんですか?先輩…、まさか、女装の趣味とか…。」
「ち、違う…。そんなんじゃなくて…ちぃの買い物を見張ってるんだよ。
 今日が、初めての買い物だからな。」
「へぇ〜、そうなんですか。」

由美ちゃんは、急に詰まらなそうな顔をした。

「由美ちゃんは?」
「私ですか?…私は、下着です。勝負下着を…。」
「えっ?誰のための?」
「秘密です。…じゃあ、私これから買い物なんで、お先します。」
「おう、じゃあな。」

由美ちゃんは、中に入った。
と同時にちぃが出て来た。
何やら、紙袋を持っていた。
買い物成功だ…!!
俺は、一人舞い上がっていた。
…ちぃを温かく迎えてやるには、先に俺が家にいる必要がある。






ピンポーン

ちぃが帰って来た…。

「秀樹、おかえり。」
「おかえりじゃなくて、帰ってきたときは、ただいま。」
「秀樹、ただいま。」
「そうだ…。」

これで、ちぃもまた一つ勉強になっただろう。

「秀樹…下着…。」

ちぃが紙袋を破いて中身を出すと、結構派手目のものが多かった。

「ちぃがこれ選んだのか?」
「ううん。違う。店員さんに、下着…秀樹に頼まれた…
 って言ったらこれを渡された。」

だから、こんな勝負下着っぽいものが多かったのか…。
って、店員さんは何を考えていたんだ?
まっ、いいけど…。

「秀樹、どう?」

俺が、少しぼぉーっとしている間に、ちぃは下着を穿いていた。

「ぶふぉっ!!」

突然、後ろからキックされたような衝撃が走った。
幼い裸体に、大人の下着。

萌え〜〜〜♪
萌え〜〜〜〜〜☆
萌え〜〜〜〜〜〜〜◇

思わず、机を3回叩いた。
ちょっとネタが古い気がした…。
3萌え〜〜〜♪
って…自分の世界に入ってしまった…。

「ちぃ、下着の上に管理人さんから貰った服を着なさい…。」
「分かった。」

何とか、俺は理性を保つことができた。
そーいえば、由美ちゃんも勝負下着を…。
おっと、いけない…鼻血が…。


あとがき

とりあえず、5000HITおめでと〜〜!!
初のちょびっツ作品です。
キャラ設定とか難しいです…。
でも、何とか書けましたよ。
アニメ見てから早2年…。
いや〜〜時が経つのは早いですな〜〜。
次回は、7777HITです。





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